とある書物の備忘録

読書家ほどではない青年が本の感想を書くブログ

図書館ドラゴンは火を吹かない

94冊目
それは温かくも切ない物語

この物語は様々な方面から語られる物語です。
骨の魔法使いに拾われた少年の話、孤独だったドラゴンの話、天才的な才能を持つ踊り子の話……など、いろんな方面で物語が進み、それぞれが交わるのかと思えば、(交わるのですが)物語が一つ終わった前や後だったりもします。
よって結果がわかったうえで展開を眺めることになったり、気がついたら過去編を眺めることになったり、と忙しい作品でもありましたね。
それでも基本的な展開(ユカという少年の旅)は変わらず、それらを眺めながら話は展開していきます。

いろいろ書きたいですが、あらすじを書くことができないような、難しい本でした。
ただ愛された物語だなぁとは思いました。

この本は「小説家になろう」発なので、なろうを読むなり公式サイト読むなりしたほうが早いと思います。

小説家になろう:図書館ドラゴンは火を吹かない
公式サイト:図書館ドラゴンは火を吹かない



----(ネタバレあり)-----

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