とある書物の備忘録

読書家ほどではない青年が本の感想を書くブログ

かいぞくポケット1 なぞのたから島

3冊目。
懐かしい作品です。その昔読んでいた記憶はあるものの、内容を忘れていまして、どうせだから読んでみようと思いました。
小学生だっただろうか、おそらく初めて読んだであろうシリーズだった気がします。
とても懐かしい気持ちを覚えながら手に取りました。

なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

子供ポケットはある日突然、不思議な呪文を聞いて海賊のお頭になってしまいます。
困惑するポケットですが、船を与えられ、優秀な手下を与えられ、冒険に出ることにしました。
冒険に出たポケットはまずたから島を探すことに。
それから道中の偶然の巡り合わせもありながら、ポケットたちはとある島を見つけることに成功します。


----------(ネタバレあり)-----------



登場人物のこと
ジャンが射的の名人で、ケンが力持ちで、ポンが料理人で、アイコが変わったネコという覚えがあったものの、終始こんな人たちだっただろうかと思ってました。
とはいうもの、子供の頃の記憶は曖昧で、印象が今読むとまるで違うんですよね。
ケンがけっこう怠けて寝ているんですよ。それに、ポンがこんなに人と張り合うような性格をしていただろうかと。
それにポケットに至っては、一見かなり俺様船長だなって思いました。口からでまかせの歌を七回歌うとかいうこともしてまいますし、でたらめな体操もしています。でたらめな地図も作りました。
しかし、ポケットをよくよく見ると有能なんですよね。時より出される指示や、機転がいいんです。思えばあれだけ個性豊かな部下を束ねているのだから、カリスマ性のような人を統べる技量はあるのでしょう。

たから島のこと
ポケットが描いたたから島こそ、その到着した島の地図になるという展開はわりと好きです。
あのポケットの描いた地図、あのままの島だというのに、よく全員無事で帰ってこれましたよね。思いつく危険で大きな動物は大体いる、相当危ない島でした。
たから島を冒険し、やがてポケットたちは宝物として不思議なカメラを手にします。ここが不思議に思いました。
とはいうもの作中描くポケットの地図は、宝の場所を描く前に夕食に食べに行っていたのでお宝こそ描いてません。
なのに宝はたから島に現にある。逆に怪しいと思います。このカメラがキーアイテムになるのでしょう。

ポンが作るオムレツ
あれおいしそうでした。恐竜が食べてお腹壊す辺りはおもしろいなと思いつつ、あれぜったいとろとろふわふわオムレツと思ってました。
お腹すいてきます。朝ごはんとして食べたいですね。
ところで、ワシのたまごの味はどんなものなのでしょうか。

その昔読んだ本であり、懐かしい気持ちを思い出しながら読んでました。
特に懐かしかったのは、「◯◯◯◯したら、つぎをよんでよろしい。」という言い回しと、ポケット ケポット トッポケト、という呪文です。この二つはとても印象深かったので、覚えている人もいるかと思います。
青年だというのに児童書ごときに、どきどきしてしまいました。それほどいい本なのだと思います。
たまには子供の頃に読んだ思い出の本を読むのもいいですね。

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