『とびだせどうぶつの森』の攻略本二冊レビュー
番外編です。
1500円の図書券を手に入れたので、かねてから欲しかった『とびだせどうぶつの森』の攻略本2冊買いました。
2冊とも高評価の攻略本である『とびだせどうぶつの森超完全カタログ』(以下、ニンドリ)と『とびだせどうぶつの森かんぺきガイドブック』(以下、ファミ通)読んでいるとそれぞれの良さが見えてきたので比べながらレビューをしていきます。
ただ、巷では『どうぶつの森ハッピーホームデザイナー』が発売し、『とびだせどうぶつの森』をもう放置している人も居ると思います。もう攻略本を買う人なんか居るのかどうかすら思うレベルですが、買う人が居る事を考えて書きますので、参考になれば幸いです。
- 作者: ニンテンドードリーム編集部
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 188回
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とびだせ どうぶつの森 かんぺきガイドブック (ファミ通の攻略本)
- 作者: 週刊ファミ通編集部,ファミ通書籍編集部
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 321回
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◯ニンドリ:辞書
●ファミ通:チェックリスト、カタログ
でしょうか。
ニンドリは密度がすごかったです。もうこれ一冊で『とびだせどうぶつの森』を制覇したと言ってもいいほどのものになっていて、これ以上の攻略本はないと言っても過言ではないと思います。
一方のファミ通ですが、攻略本としてとても便利なんですよね。流石に本書はニンドリほどの情報量は劣るものの、アイテムチェックブックという、しずえさんが表紙の80ページ冊子がついているんです。この冊子は魚、虫、化石、家具、壁紙、絨毯、服……すべてチェックリストとして利用することができるんですよ。それに加えて、生活の知恵が数ページほど収録されており、例えば、店の開店時間と閉店時間、髪型、村でのイベント、訪れるどうぶつたち、売れずに残しておくべきアイテムなどまとめてあります。これはかなり便利です。手元に置いておくだけで軽く知りたいことならば、大体答えてくれるはずです。
細かいところを見ていきます
どうぶつ紹介(名前、誕生日、外見、口癖、好きな色、性格、写真の言葉は同じ)
◯ニンドリ:詳細なコーヒーの好み、住民の写真
●ファミ通:コーヒーの好み、部屋の写真、初出演作品
【評価:ニンドリ≧ファミ通】
両方ともコーヒーの好みが書いてありますが、ニンドリはちゃんとコーヒー豆、砂糖、ミルクの量までキャラクター紹介に書いてありました。これが個人的にポイント高いです。一方のファミ通はマークが簡素に書かれてあるのみであり、自分でページ索引を開いて探してねという形になっていました。一回一回調べるのに1分か2分ほどの短い手間がかかるのが面倒です。
両方とも写真のことばが収録されてありましたが、ニンドリのみ写真が画像でありました。一方のファミ通は初期の部屋の配置が画像であり、かつ、どの作品からそのどうぶつが登場しているのかまで記されていました。これは嬉しい配慮ですね。
季節のカレンダー
◯ニンドリ:月ごとにイベントはまとめてあり、ちっちゃい画像とともにチェックリストまである。月始めに、その月に取れる魚や虫、住民の誕生日が書かれてある。
●ファミ通:ニンドリほどイベントを詳細には書いてないが、誕生日、魚、虫などは同じく記されている。各イベントのしずえさんの衣装が見れる。(ここ大事)
【評価:ニンドリ>ファミ通】
ファミ通ではしずえさんのイベントごとの服装が見れて楽しい作りになっているのですが、ニンドリのほうが情報量が多く、見やすい印象を受けました。なので季節カレンダーの情報量で言えばニンドリの方がいいですね。
おそらくファミ通のイベントページは、画像が少なくて淡々とした印象を受けるのでしょう。この画像の部分、ニンドリは充実していました。ただ、しずえさんファンならば買うのはファミ通で決まりでしょう。しずえさんのイベント衣装全網羅できます。
家具紹介
◯ニンドリ:あいうえお順に並んでいる。アクションが起こる家具については「!」のマークが点いているのみ。リサイクル店とつぶまめきちの売値、インテリアテーマ、あと色まで詳しく書いている。
●ファミ通:シリーズごとに並んである。アクションが起こる家具についてはそれぞれなにが起こるのか詳細に書いてある。リサイクル店の売値しか書いていない。インテリアテーマ、色も書いてある。
【評価:ニンドリ≦ファミ通】
ニンドリはそれぞれの売値が書いてあったり、インテリアテーマ、色を詳しく書いてあります。一方のファミ通はアクションが詳しく書いてありましたね。家具の順番も違いますし、これは完全に好みになると思います。個人的はニンドリ派ですかね、アクションは自分で起こしてみたい派なので。
コラム
◯ニンドリ:コラムの数が多い、「森のウワサ話」というちっちゃなコラムがいたるところたくさんあり、読んでいるだけで楽しい。
●ファミ通:ニンドリほど数はないがコラムがある。カレンダーの隙間なんかに、おすすめコーディネートなどがあった。
【評価:ニンドリ<ファミ通】
個人的に重要な点です。コラムは攻略本の楽しみであり、攻略本ならではだと僕は思っているのでコラムは充実して欲しいですね。
この二冊はコラムとして両方とも充実していました。ただ、コラムの数より質として考えたら、個人的にファミ通の方がいいものを書いていると思いました。もちろん、ニンドリも良かったですよ。
その他、押すべき点
◯ニンドリ:リメイク家具まで網羅、花の配合がわかる、ハッピールームアカデミーがより詳細
●ファミ通:付属の冊子が完成度高すぎ、つねきち偽物の作品を画像を大きく提示しているので見分けがわかりやすい
【まとめ】
買い手によっておすすめの組み合わせを考えるとするなら、
初心者:ファミ通
中級者:ニンドリorファミ通
上級者:ニンドリ
廃人:ファミ通+ニンドリ
で、いいと思います。
初心者はファミ通で十分補えると思いますし、中級者は詳しく知りたいならニンドリに手を出すのもありですね。
街つくりに手をつけたり、イベントのシリーズ物コンプを目的にする上級者にはニンドリをおすすめします。
家具コンプやら、バッチコンプ、完全に遊びつくしたい廃人はチェックリストをファミ通の攻略本として、わからないことはニンドリで調べるのがベストだと思います。
【終わりに】
読書ブログに攻略本のレビューを書くのがちょっとした夢だったので、それが達成されて良かったです。
写真を貼ろうにも、はてなブログの有料会員ではないし、そもそもカメラの画質は悪いしでやめたんですよね。
結果文字だけとなったのですが、画像なしのレビューは難しいです。読みやすく工夫をしたつもりなのですが、どうでしょう?
レビューの質はどうであれ、読めるレベルにはなっていると思います。たぶん。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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