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とある書物の備忘録

読書家ほどではない青年が本の感想を書くブログ

東京防災

番外編
無料で読めます。みんな読みましょう。

東京防災

東京防災

無料で読める防災について書かれた本になります。
内容は主に地震の防災について。あとは二次災害や自然災害(雨、風、雷、火山噴火)など、加えて武力攻撃や感染症についても多少触れられていました。どれも「こんな事態になるかもしれません」という提示だけではなく、「私たちはどう動けばいいのか」が書かれてあるのでとても勉強になりますよ。
あとはどこでも使えるような応急処置の方法や防災に使える道具、さらには日本在住の外国人とコミュニケーションが取れるように防災に使える英文まで記されてあってすげーでしたよ。

東京とタイトルであるように、どうしても「東京の防災」となっていますが、地方に住んでいる方でも十分に役立ちます(地元民)。

Kindleでは無料でぽちれますし、Kindleもってなくても公式サイトで読めます。
一見の価値ありです。みんな読みましょう!

公式サイト:東京防災|東京都防災ホームページ

※今回もネタバレありと有りますが気になった点について書いていこうと思います。

----(ネタバレあり)-----


地震が起きた瞬間のこと
地震が起きた瞬間、ちょうどそのとき、まずどうするかはじめに書かれてありました。ちなみにそれは「最優先で自らの命を守る」というもので、次に「揺れが収まってから移動する」、「火元を確認する」「出口を確保する」など続けて書かれてあります。
まず「自らの命を守る」なんて、そんなの分かってるとか言っちゃいそうですけど、緊急地震速報ですら動揺するというのに地震が来ちゃってパニックにならないわけないですよね。
たとえ「地震がきたら机の下に隠れる」ということを知っていて、初手に命を守る正しい行為をできたとしても、たとえばこの時ヤカンの火をつけっぱなしだったとしたら……まだ揺れてるのにガスを消しに行っちゃうかもしれません。そうでなくても(するべき行動を知らないことで)揺れる中でヤカンと出口を不安げに眺めることになると思います。
こういう「揺れが収まってから行動する」など基本的な行動ルール的なものを知っておけば、「揺れが収まってから落ち着いてヤカンを消しに行こう」ということが決めれますよね。けっきょく同じ結果だとしても、ここの安心感というか余裕がとっさの時は大事になると思います。やはりこういう知識は持っておくべきなんですよね。
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居る場所によって注意するべき危険箇所は変わってくるということ
これも書いてて普通のことなのですが、改めて考えてみれば「たしかにそうだ」と納得する事柄でした。
たとえば自宅に限っても、寝室、リビング、浴室、トイレ……といろいろあります。それに外に出てみれば、オフィス、繁華街、学校、駅、スーパー、地下街、空港……数えられないほどの危険があって、「これだ!」という正解ルートが定まらないことがわかります。それぞれの場所に対してどう動けばいいか、ということはこの本を読んで各自考えてほしいのであえて書きませんが、つまりそれだけいろいろな状況があるんだということを実感したわけですよ。
外で地震を遭遇したとき「ガラスが降ってこないようビルから離れよう」とかそういうことは思いついても、「オフィスで動き回るコピー機に注意しよう」とはさすがに思いませんよね。それに「駅では絶対線路内に降りないようにする」こと、「地下街では停電になることで非常口に人が殺到する可能性があるから気をつける」やら、書かれてあるのを見たら「たしかにそうだ」と心の中で呟きました。
これら共通することは、「落ち着いて行動しましょう」ということでしょうね。
まぁでもそう言うのは簡単でも、こうした事例を眺めつつ「僕は冷静でいられないだろうな」と思っちゃったりする自分がいて、これ読んでよかったと思いました。
氣の呼吸法―全身に酸素を送り治癒力を高める (幻冬舎文庫)
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地震直後から避難所まで
便利なことに、避難所に向うかどうか決める表がありましたよね。あれと現在の状況を考えてこれからの行動を決めるとかなんとか、そういう使い方に重宝しそうです。
その避難所にいくか公園に行くかなど「決める」点で重要なのはやはり、「自分で考えて行動すること」のようです。自分で行動するというのは「とっさに自分で判断する判断力」や「行動するための知識を持とうする日頃からの心構え」とか「誤った情報を鵜呑みにしない」などそういう意味も含まれている気がします。
上の「誤った情報を鵜呑みにしない」という部分も、この本にはきちんと「SNSを活用する」項目があり「使えるなら積極的に使うべき」という意気込みを感じました。やはり物は使いよう、本人次第ということなのでしょう。
けれどもそういった場面に遭遇したらだれでもなにかと迷うと思います。だからこういう本がありがたく、いざこういう場面にこれを読めば相当心強いことでしょうね。
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在宅避難という選択
個人的にここらあたりで感心したのは「在宅避難」という言葉についてです。
どうやら僕は「地震で危なかったら避難所いけ」という偏見があったらしく、「いっそ自分達が住む家を避難所にするべき」という考えにはっとしました。正直なところこんなことまったく思いつかなかったわけで、こう気がついてみれば「いや逆になんで思いつかなかったの?」と思う次第ですよお恥ずかしい。
この在宅避難については僕に合っている(人が多いところ苦手)避難といえて、ぜひ在宅避難をするための備蓄をしたいと思いました。(気がついてしまえばこっちのものだといわんばかりノリ)
けれども「なにをどうすれば在宅避難できるの?」という疑問も浮かんだわけで、しかし優しいことにこの本はきちんと例まで出してくれて答えてくれていました。たとえば在宅避難なのだから「地震が起きても身の安全を求めれるような家具の設置をする」とか、別にカンパンなどそういう保存食を身構えて買いだめしておいておかなくても「保存できそうな食材を日々多めに買っておくだけでいい(日常備蓄)」という簡単な考えなど、まわりからみれば当然という知識も「へぇ!」と一人感心していました。
もちろん避難所へ行くための準備(すぐ逃げれるためのリュックなど)もしておきたいです。
こういったらなんですが僕けっこうカスタマイズ好きなので、最小限の荷物で最大限の効果を得られる持ち合わせを考えるのもうすでにたのしいです。そういう備蓄スタイルでもいいですよね?
一平ちゃん/マルちゃん/サッポロ一番の人気カップ麺12種類×各2個 合計24個
[2CS] キリン アルカリイオンの水 (2L×6本)×2箱

コミュニケーションという備え
コミュニケーションという名の備え。という備えについて、僕は備わっているかといわれたら備わってないです。
理想的なことを言えば、日頃から近所の人と挨拶したり、地域の会議などに参加したり、いろんな人に日常的な雑談したりとかするべきなんでしょう。けど、いやぁ、ねぇ……と正直なところできてないです。
コミュニケーション不足は僕だけかもしれませんが、そんな僕でもいざ災害となれば互いに助け合う(共助)ということもしなくちゃならないわけです。いざ救助処置を覚えたとしても、負傷している人を見つけたら「ここに人がいまーす!」と人集めないといけないし、(人が倒れていても1人では危険なため救助活動をしてはならない)それから協力することも必要不可欠になってきてるんですよね。それこそ避難生活になったらもうコミュニケーションの連続というわけで……、いや人が嫌いなわけでも、できないわけじゃないですけど、その時「円滑にできるか?」と聞かれたら「できません(正直)」なんですよ……。やはり覚悟しておかなくてはならない(日頃から声かけを心がけるという備えをもつべき)わけなんですよね。とかしみじみ思いました。
まぁ今は災害体験みたいな防災イベント多いらしいですから、積極的に参加して、積極的に会話してみて、というのが僕の中での備えベストかなとか思っています。もちろん、日頃から声かけ意識しないといけないことわかってます。わかってますから。(震え声)
増補改訂版地域防災とまちづくり―みんなをその気にさせる災害図上訓練 (自治体議会政策学会叢書/COPA BOOKS)

そのほか防災について気になったところ
地震についてがこの本のほぼほぼなのですが、3分の1ぐらいそのほかの災害について記されてありました。
興味をひいたのは大雨、暴風、積雪、噴火などそういった自然災害にまぎれて「テロ・武力攻撃」の項目があるところです。
このご時勢どこでテロが起こってもおかしくないと思っていましたが、思ってはいても「遠くの話」みたいな部分がありました。だから急に「弾道ミサイルが飛んできた場合は……」など書かれてあるのだからもう、ビックリ通り越して「すげぇ! そこまで想定されているのか!(考えてみたら当然のことですけど)」とか思いましたよ。
ちなみに急に弾道ミサイルが飛んできた場合、予想ができても対策はできない(短期間で飛んでくるのでどうしようもない)ので、着弾後からの身を守る手段をとることになります。ざっと「爆発が起こったら→姿勢を低くしてテーブルなど物陰に身隠す」「火災が発生したら→煙を吸わないよう姿勢を低くして急いで避難する」「閉じ込められたら→近くにある配管など叩く。大声は体力なくなるから極力出さない」……などです。避難方法も本に書かれてあるので、そういった場合になったときパニックになることをいくらか軽減できるかもしれませんね。

この本読む上で注意するべきところ
役立つ情報満載ですが、冷静に考えてこの本はあくまで「東京の防災メモ」という程度だということを理解しておきましょう。
というもの僕もこれ読んでてはっと「東京基準なんだこれ」と忘れかけたことがあって、「これさえあれば大丈夫」と思わないほうがいいよとくに地元民ということですね。日常備蓄だって東京なら仮に「3日」で復旧できたとしても、地方だと「10日」なんてこと普通にあると思います。だから自分の住んでいるところ考えて適度に調整したいものです(理想)。
自分もまた忘れないようにここに書きました。

【まとめ】
防災についての考えが改まったような気がします。とりあえずは、ガラス飛び散らないシート? みたいなやつを買ってみようと思いました。てかそもそもそんなものあるなんてー! というレベルの防災知識でしたので。
しかし、この本いつでも手元においておけばいいですよね。なにかあったときの(なにもないときもそうですが)ガイドとして心強い一冊になるでしょう。それにこれKindle版もありまして、災害のときKindleと共に持っていくのが良いんじゃないかとか思いました。なにかと役に立つこと間違いなしです。
知ることの重要性を再認識しました、とか意識高いこと思いましたよ。みんな読もうね。

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