とある書物の備忘録

読書家ほどではない青年が本の感想を書くブログ

かいぞくポケット12 かみなりトッケポ

27冊目
かいぞくポケットシリーズ12巻目です。
特に記述することがないのでそのまま感想を書いてゆきます。

かみなりトッケポ (かいぞくポケット 12)

かみなりトッケポ (かいぞくポケット 12)

ある日突然、海賊になってしまったポケットは今日も大海原を航海しています。
ここ最近は特に変化なく、ただただ毎日海に漂っていました。
そんな日々に飽々してきた一行は、なんら呪文を唱えてもらおうとアイコを探すことにします。
仲間のアイコというと、魔法のネコであり、呪文を唱えるときまってなにかが起こるのです。一行はその変化に期待して探すのですが、肝心のアイコが見当たりません。
たまたま昨日マグロを釣りました。マグロはアイコの好物であり「マグロを食べれるぞ」とポケットが呼びかけた所、アイコがひょいと現れるのです。そして、「変わったことが起こりそうだわ」と答えます。
そして食べ終わった頃、突然、雷がポケット号を襲いました。突然の悪天候に驚きながら、果敢にも船長のポケットはデッキに出てみると、緑色をした雷の子供がいるのです。
雷の子供は自らを「トッケポ」と名乗り、そして「仲良くしてくれ」ともポケットに言いました。
ポケットは困惑しながら悩んでいると、トッケポは「なんで仲間に入れてくれないの」と怒り大きな雷を落としまします。
ポケットはこれじゃ船がめちゃくちゃになると、仲良くなろうか決めかねている最中、トッケポの母親が出てきて「この子は人間と仲良くなりたいの」と伝えられます。ポケットは「僕らも人間とは一ヶ月ほど会ってないよ」と言い返します。
するとトッケポの母親は「ならば」と、ふぅと息を海上に吹きかけ大きな竜巻を起こします。一行は竜巻に巻き込まれそうになりながらも、トッケポのお供をすることになります。



-----(ネタバレあり)------



トッケポ
問題児ってのはこういう人を言うのでしょうね。まぁ、子供の頃、わがままで思い通りにならないと怒るような、こんな子供を見た気がします。僕もそんな時期があったのかと思い返せば、トッケポの言動とは反抗期のそれになんか似てますね。
そんなトッケポは電気を操る能力者でした。さながら超電磁砲如くの、電気の操りっぷりを見せていて、子どもという雰囲気がから故に危ういものを感じさせてました。よもや無邪気に街をめちゃくちゃにするレベルはゆうにあると思いますよ。
とはいえ人肌恋しい寂しい少年であり、だからこそああいった反応を見せているのだと思います。そう思えば少年と言えるでしょうが、僕から言うなら、もっと大人になろうかという言葉のみですかね。そうすれば友達できると思いますよ。まぁ、そんなこと言ったら僕に雷落ちてきそうです。

マジ
マジやばいやつでした。たしか魚だったでしたっけ? 魚の擬人化というか、この作中には説明入ってないんですけど唐突に魚の化身が出てきて、いろいろやらかしまくって遊ぶやつでした。てかそもそも、ビルからパラシュートで降りる、しかもポケットに説明だけさせてそのまま突き落とすなんてもう、マジやばい。
最後に魚になってお別れしましたけど、なんというか、あっさりとしすぎてなにが何やらですよ。また登場するのでしょうか。

登場した街について
登場した街がありましたよね。あの街、ポケットが流されてそのままでてきた街みたいなニュアンスありますけど、いわばトッケポの母親の竜巻で水かさが上がり上がりで水没してから出現したなんて、もう浸水どころの騒ぎじゃないですよね。
海水で街中全部ダメになってても何らおかしくなく、ビルの上に入るほどの浸水は、生きている人がいないレベルの災害になっていたはずです。なのにけろっと、何事も無くテレビ局が普通に稼働しているんですよね。
もうあるいは、この巻の出来事はすべてアイコが見せていたなにかということもあります。すべて幻、白昼夢を全員見ていただけみたいな。

三人トリオが街でやらかしたこと
ビルの上からバラシュートで降りたこと、パトカーを盗んだこと、アイスクリームを盗んだこと、信号を無視したこと、刃物をチラつかせ警察を脅したこと、警察を脅し遊園地を無銭で遊んだこと、そのまま逃亡したこと……文面だけだとGTAでもしているのかな? と思ってしまうほどやらかしてました。
作中には大体の悪さは書かれていますけど、この様子からこの巻にてこの三人トリオは人を殺めているんじゃないかというほど、純粋無垢に思うがまま遊んでいました。思えはやっと海賊らしいことをしでかしたという感じでしょうか。
しかし、ポケット、トッケポ、マジと三人が悪さしたこと(当人たちは気がついてない)の行動について、ジャン、ケン、ポンは知らないんですよね。だからこそテレビ局で一緒になった時、すでに悪さをして警察に追われていたことに気がついていなく、手下の三人はポケットをかばおうとしているんですよ。そう考えると懺悔が必要だと思いますねぇ、とくにマジお前だよ。
まぁおそらく、この本を読む子供たちに罪悪感と、マジは悪いやつみたいな感情を覚えさせるための展開なのでしょうけど。

かいぞくポケット12巻目になりました
今巻ではやらかしたことがたくさんありました。普通に犯罪を犯し、普通に何にもなかったことになっています。
やっと海賊らしいことをした気持ちでありますけど、個人的には消化不良気味の巻でしたね。
まぁ、遊園地のジェットコースターでいつの間にか、レールから外れて空飛んでたなんて展開は流石に驚きましたね、「なんだよそれ」ってな感じで。
物語終盤。友情決裂みたいな感じでポケットとトッケポは別れるのですが、あの後トッケポは母親にポケット一行のことをなんて報告したのでしょうか。「アイスクリームおいしかったよ」なんて言っててほしいものですけど、あんな別れ方したものだから、「あいつはひどいやつだよ」なんて言っているのでしょうかね。母親の手を焼く姿が見えます……。
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