とある書物の備忘録

読書家ほどではない青年が本の感想を書くブログ

舞姫

89冊目
教科書に載っていたけど読んでなかった作品シリーズ、その②

舞姫

舞姫

主人公は(太田豊太郎)船に揺られながら1人、ドイツでの苦い記憶を思い返します。

早く父親が他界するという逆境もありながら、母親1人の手で育てられ、留学生として選べれるほどに太田は優秀な人間でした。
その留学先、ドイツでは日本では考えられない綺麗な生活をしていて、太田は驚きながらも自らを律し勉学に励みます。
やがてドイツの生活に慣れてきた頃のこと、下宿帰りの路地裏にて17歳ほどの女性がすすり泣いていることに気が付きます。太田は少し考え、心配かららしくなく女性に声にかけてみることにしました。


----(ネタバレあり)----

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